口角気道隊
常勤医だった頃は患者に少々の動揺歯があったとしても喉頭鏡で挿管していたものだが,フリーになってからはきわめて慎重に対処している。過剰なほどに歯牙損傷を恐れていると言ってもいいだろう。患者や家族に「このグラグラの歯は挿管操作で抜けるかも知れません」といくらムンテラしていても,実際に損傷してしまうと後味が悪い。外科医やナースからの評価も気になる。
短時間の手術で本来なら気道確保はラリンジアルマスクが適切と思われても,上の前歯がぐらついている場合,私はトラキライトで(できれば経鼻)挿管することにしている。トラキライトでも経口挿管なら挿入時に上の前歯を圧迫する可能性もあるが,口角からのアプローチでも挿管はそれほど難しくない。
前歯が動揺歯であっても開口が充分ならLMAの挿入は可能だが,固定するとLMAの太くて固いシャフト部分が前歯に当たってしまう。フレキシブルLMAなら口角固定も可能かもしれないが,私の勤務先にそんなモノは置いていない。
LMAが登場してもう20年がたち,いろんな種類のLMAが出回っている。口角固定はフレキシブルLMAで充分対応できるのかも知れないが,そろそろ口角固定専用のLMAがあってもいいような気がする。各種サイズにそれぞれ右用・左用・・・やはり無理か。




Comments
なんかラリゲってもう一歩進化の余地があるとおもえて
仕方が無いです。なんかあと皮一枚でものすごい
ブレイクスルーがある気がして仕方がないんですけどねぇ。
ともかく。
結構楽しみでよく見せていただいているんですけど。。。
一体、何人がわかるんですかね、この話題www
Posted by: a | June 23, 2009 at 09:01 PM
次はこれでしょう。
http://www.i-gel.com/
Posted by: 管理人 | June 23, 2009 at 11:30 PM