妄想未来新聞5
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外科部長を収賄で逮捕 手術の順番を早めた疑い
P県立病院(Q市R区)において手術の順番を早めるなどの便宜を図った見返りに患者から現金を受け取ったとして,P県警捜査二課はN日,同病院外科部長の霧田刈芽寿雄容疑者(50)を収賄容疑で,元患者の同市R区S町,会社経営金奈良有男容疑者(45)を贈賄容疑で逮捕した。
調べによると,金奈良容疑者は**年2月に同病院で早期胃癌と診断され手術が予定された。同病院では外科医不足などの理由により,癌患者でも手術までの待機期間が平均5か月ほどだったが,同容疑者が霧田刈容疑者に現金100万円を手渡したため,金奈良容疑者の手術は約1か月後の3月下旬に実施された。手術は成功し同容疑者は4月に退院,経過も順調である。
霧田刈容疑者は「現金を受け取ったことは事実だが,手術時期を早めたのはがんの進行度や患者の年齢,社会貢献度を考えてのこと」と,容疑を否認している。また,金奈良容疑者も「手術前に担当医に現金を渡すのは昔からの慣習で,誰もが経験しているはずだ。手術時期を早めてくれといった覚えもない」と同じく否認している。
霧田刈容疑者は*#年より同病院外科部長として手術の責任者となり,手術予定は同容疑者がすべて決めていた。県警は余罪があるとみて過去の手術記録を検討し,予定が不自然に早まった手術が他にないか調べる方針。
識者の意見
医療ジャーナリスト◎藤×也氏「これは氷山の一角。おそらく日本全国の病院で行われているはずで,警察は徹底的に調べるべきだ。医師に袖の下を払えない患者は手術がどんどん後回しにされ,手遅れになる。カネの切れ目が命の切れ目など,あってはならない」
医療崩壊問題に詳しい,◆◇大学の☆★教授「金品と引き替えに手術の順番を早めるのはよくないが,45歳の早期癌では金銭授受に関係なく順番が繰り上がった可能性も考えられる。診断がついた順に機械的に手術の順番を組むのは一見平等のようだが実は不合理で,若くて社会性の高い患者の早期癌はできるだけ早く手術してやるべきだ。逆に,高齢や無職の患者はどちらかというと後回しにせざるを得ない。例えば同じ癌でも若年者は高齢者より癌の進行が早いので早期手術が望ましい。患者の年齢がほぼ同じの場合,税金や社会保険料をちゃんと払っているほうを優先させるべきだ」
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