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December 24, 2007

そんな,ランボーな


魚拓

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オフタイム:年末ワイド版 救急搬送拒絶=松本惇 /福島

 ◇患者から逃げない

 「我々は患者から逃げない」

 福島市の救急医療病院群の協議会が臨時会合を開いた後、有我由紀夫会長(大原綜合病院院長)は、救急患者の受け入れ徹底に強い決意を述べた。

 市内で11月、交通事故に遭った79歳の女性が救急搬送の際に4病院から受け入れを断られ、その後死亡した。「集中治療室(ICU)が満床だった」「専門医がいなかった」ことが受け入れ拒否の理由に挙げられ、協議会では「システムが整っていない所でも患者を受け入れるべきか」という意見も出た。有我会長は「患者をすぐに診なかったことが問題。満床は理由にならない」と早期診察の重要性を指摘した。

 全国の医療関係者には、県立大野病院の医療事故で加藤克彦被告(40)が逮捕・起訴された衝撃が今も残っている。協議会に参加したある医師は「大野病院の事故のように善意でやっても報われない。自分の施設では無理という判断もあるのでは」と複雑な心境を吐露した。

 厚生労働省は2010年度をめどに「医療事故調査委員会」(仮称)を発足させるが、専門家により事故の真相が解明されるという期待の一方で、身内同士の隠ぺいも懸念されている。

 大野病院事故で死亡した女性の父親(57)は「病院側から十分な説明がなかった。真相解明の機会を与えてくれた警察に感謝している」と話している。

 医師がすぐに診察してくれることは、患者や家族にとって心強い。さらに医療事故の際にも、事故と向き合い説明責任を果たすことが、本当に「患者から逃げない」ことになることを忘れないでほしい。

毎日新聞 2007年12月23日

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聖地の貫禄というものか。

長野県諏訪市では,10年前に末期の胃癌(余命3か月)で死亡した,当時84歳の患者の遺族が慰謝料2,000万円を求めて提訴している。

末期癌で死亡した84歳のケースでも訴訟になる昨今,経過が急激で医師と患者側との信頼関係が築きにくい救急医療において「患者から逃げない」「満床は理由にならない」とは。

「医師が懸命に働けば,結果が悪くても患者側は納得してくれる」とでも本気で思っているのだろうか。大野病院の件では何も学ばなかったらしい。老眼のように,近すぎると見えにくいものなのか。それとも核爆発のように,強烈過ぎて直視できないのか。

患者から逃げないという姿勢は平日昼間の医療でも実践できる。何も当直という名の夜勤で行う必要はない。危険なボランティアを強要されるいわれはないはずだ。

心配なのは,福島の救急医療病院群に勤務している先生方がもはや正常な判断能力をそぎ落とされているのではないかということ。

昔,「地獄の七人」という映画があった。「ランボー 怒りの脱出」のチームワーク版といったところで,ベトナムで悲惨な捕虜生活を送っているであろうMIAを助けるため,クセのある専門家七人がベトナムに潜入するという話。艱難辛苦の末,やっと捕虜の元にたどり着いたとき,その捕虜は救出者に向かって「ダメだよ。ここの畑仕事しなくちゃならないし」。救出者は「アメリカにも畑はある」と言いながら捕虜を引きずり出した。

福島以外にも病院はある。

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