« マイナス面(1) | Main | マイナス面(3) »

March 14, 2005

マイナス面(2)

前回の続き

5 休めない(代わりがいない)
「麻酔を担当するはずだったバイト麻酔科医がインフルエンザに罹ったので,本日の手術は延期になりました」と言われて,患者と家族は納得するだろうか。麻酔科医が複数いる病院では,自分自身が急病したり身内に不幸があったりすると休めるだろう。しかし,勤務医でもひとり医長ではなかなか休めない。一般の開業医も同じである。

6 収入が不安定
こちらが休みたくなくても,仕事の依頼がなければ当然休みが増え,その分収入は少なくなる。勤務医なら手術がいくら少なくなっても収入は同じである。ただ,勤務医は仕事が多くても(時間外手当は別として)収入が同じとも言える。

7 早起きできない
バイト先は手術が午後からの病院が多いので,早起きが苦手になってきた。ある病院での午前10時からの仕事も苦痛になりつつある。

8 スキルの低下
中心静脈カテーテルの挿入を久しくしていない。これを必要とする症例が少ないし,必要な症例ではすでにカテーテルは入っている。スワンガンツにいたっては目にすることもない。「いままでさんざんやってきたんだから,からだが覚えている」などと過信するのは禁物だ。医療の手技だけでなく,どんなスキルも継続して行わなければどんどん低下していくはずだ。IVHカテーテルを挿入することがおもしろいという時期はとうに終わっているので,今後一切できなくても構わない。手術中に急にIVHを入れなければならないという場面に遭遇しないことを祈るしかない。そういえば末梢静脈路の確保も2か月で2,3回程度だった。

|

« マイナス面(1) | Main | マイナス面(3) »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/71276/3292977

Listed below are links to weblogs that reference マイナス面(2):

« マイナス面(1) | Main | マイナス面(3) »